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☆☆☆ 古いものに眠るストーリーを発掘しよう ☆☆☆

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文化財基礎実習の学外研修

自然と歴史に学ぶ♪

 祭日を利用して11月23日(金)に文化財学科1年生の学外研修を淡路島で実施した。 今年は6月の大阪府北部地震や9月の北海道胆振東部地震が続いたことに触発されて、1995年の阪神・淡路大震災を伝える淡路市北淡町の北淡震災記念公園を訪れた。 また同市内黒谷の弥生時代後期の鉄器製造工房である五斗長垣内(ごっさかいと)遺跡と、洲本市に残る戦国末期から江戸期に続いた洲本城跡の見学研修を行った。
<行程>
香川C→志度IC→大鳴門橋→北淡IC→北淡震災記念公園→五斗長垣内遺跡→北淡IC→洲本IC→洲本城跡→帰途

 北淡記念公園では、記念館職員(震災の語り部兼務)から震災当時の生々しい体験と 記念館の意義を伺った。その後、自然地理学の古田先生から詳細な解説を受けた。


↑覆屋内に保存されている野島断層

 五斗長垣内遺跡に移動し、資料館で鉄器製造工房跡についてのビデオ説明を受け、 昼食後、竪穴住居の復元などにより整備された広大な遺跡を散策。

 洲本城大手門前で、歴史学の橋詰先生から築城の歴史と石垣の積み方などの解説を受けた。 木の根で石垣に崩壊のおそれが生じていることは全国各地の城跡で危惧されている。洲本城でも、石垣の修復に向けた準備が始まっていた。 西側の登り石垣(のぼりいしがき)を見学。麓から山頂に向けて縦に延びる石垣の一部が残り、危うく見落とすところであった。


information

文化財学科

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E-mail
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