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☆☆☆ 古いものに眠るストーリーを発掘しよう ☆☆☆

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学外見学研修

歴史遺産への関心とお互いの親睦を深める♪

研修日:2018年6月9日(土)
見学先:満濃池、石船古墳、法然寺  

 「研究入門」を受講する新入生を対象に、毎年恒例の学外見学研修を行った。梅雨の谷間に日が差す蒸し暑いなかであったが、多様な歴史遺産と各学問分野に対する関心を深めるとともに、学生と教員の親睦を深める良い機会ともなった。
 日本最大の灌漑用ため池である満濃池では、地形図を読み解きながら池が造営された社会的・地勢的背景を学び、また改修を繰り返しながら現在に受け継がれてきた歴史を学んだ。

 満濃池周辺で持参した弁当を使った後、石船古墳へ向かった。この古墳は、高松市三谷町にあり、四国で3番目に大きい前方後円墳だ。周囲の地形を観察して当地に古墳が営まれた背景を学び、墳丘実測図と見比べたり、頂部に露出している石棺をスケッチしたりしながら調査方法を身につけた。

 高松藩初代藩主松平頼重が再興して松平家菩提寺とした仏生山法然寺へ移動。松平家の歴史と寺の創立沿革、特徴的な境内配置について学んだ後、整然と並ぶ建築群を巡りながら、背後の丘陵上を削平した「般若台」と呼ばれる松平家墓所に至る。

 最後に、門前町の町並みを観察。貸切りバス旅行であったが、各地での遺産巡りは約8,000歩に達した。日陰は良いが日向は暑く足も限界。16:30頃、全員元気に大学へ戻り解散。


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