徳島文理大学・今年度第2回目のオープンキャンパスが行われました。
今回は天候も決していいとは言えない中、ご参加下さりありがとうございます。
午前中の学科懇談会では、参加者の皆さんとじっくり話し合うことが
でき、教員である私たちにとっても有意義な時間をもつことができました。
午後からの体験学習、まず1講目は、ハリー・ポッターシリーズの
作者J・K・ローリングによるスピーチから、若い人向けへのメッセージを紹介し、
英語独特の表現を味わいつつ、音読の練習も行いました。
2講目、外国人のクラス(写真)では、イギリス人が熱狂する
「フットボール(=サッカー)」について、その文化的側面を様々なアクティビティも
交えつつ、学びました。
今回の学びに共通するのは、どちらも「コミュニケーション」のきっかけとして
使える、ということではないかと思います。世界中で読まれているハリー・ポッター、
その作者についてであれば、おそらく中・高生の英語圏の人々のほとんどと楽しく
語り合えるのではないでしょうか。また、サッカーがイギリスのみならず
ヨーロッパの国々の多くで熱狂的な支持を集めているのは言うまでもありません。
サッカーのことを少し知っていれば、知らない外国人とのコミュニケーションも
気軽に、そして楽しく行えそうな気がします。
大学での学びはやはり独力でコツコツと積み上げていく要素が大切なのは
もちろんですが、何かを学ぶことで異文化コミュニケーションのきっかけが増える、
というのはとても楽しいことだと思います。そういう楽しさを、
今回のオープンキャンパスで少しでも感じとって頂けたら嬉しく思います。(2019/6/19)