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☆☆☆ 英語、それは自己の可能性を無限にしてくれるもの ☆☆☆

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女性たちの「言葉」から学ぶもの

 8月18日 のオープンキャンパスでは、 体験学習として「英米で活躍する女性たち」 「 英米の女性作家・詩人たち」というミニ講義を 行いました。

 「英米で活躍する女性たち」ではキャサリン妃、メイ英国前首相、 テイラー・スウィフト、エマ・ワトソン、オプラ・ウィンフリーを とりあげ、彼女たちの「言葉」を中心に解説しました。 ひとつ紹介しますと、エマ・ワトソンの

“Don't feel stupid if you don't like what everyone else pretends to love.” 「他の人たちが愛しているふりをしているものを好きになれなくても、 自分を愚かだと思わないで」

などいかがでしょう。私たちはとかく、周りに流されやすく、 他の人と違っていると不安になってしまうこともありますが、 それに対して「自分らしくあれ」とワトソンはアドヴァイスしています。 「『好き』という気持ちを大切に」ということはよく言われますが ワトソンは「『好きじゃない』という気持ちを否定しないで」と言っているので、 この辺も英国人しいヒネリが感じられますね。さらに言うと、pretendという 動詞にも「好き、って言っている人もそういうフリをしてるだけ」という 皮肉がこめられているようで興味深いです。英語は動詞が大事だなあ、 とつくづく感じさせられます。

 「女性作家・詩人たち」の講義ではエミリ・ディキンソン、 ジェイン・オースティンなど、今も英米で愛されている作家や詩人を 紹介しました。ディキンソンの「ひとつの心が壊れるのを防ぐことが できたら/私の人生無駄じゃない」で始まる詩は、「自分の人生って なにか価値や、意味があるのだろうか?」とつい問いかけてしまう多くの人々の 支えとなっています。この詩のイメージビデオがYouTubeに数多く アップされていることも、人気の証明ですね。

 人生で壁にぶち当たったとき、くじけそうな自分を支えたり守ったり してくれる「言葉」を持っている人は強いのではないか、と思います。 大学での学びを通じて、皆さんがそのような「言葉」をひとつでも多く、 心に刻みつけていってくれることを願っています。(2019/8/20)


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