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☆☆☆ 英語、それは自己の可能性を無限にしてくれるもの ☆☆☆

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児童英語講習会

小→中→高の連携をめざして

 2020年10月24日 (土)、英語教員を目指す学生を 対象に、鹿児島純心女子大学の川上典子教授をお迎えし、 児童英語講習会が開催されました。お迎え…と書きましたが、 実際は新型コロナウイルスの感染予防をふまえ、本学と 鹿児島純心女子大学をつないだリモート講義として実施しました。

 本学の教員をめざす学生は、同じさぬき市にある志度小学校で 週一度、学童保育のボランティアに参加しています。そこでは 英語のゲームや絵本の読み聞かせ、身体を動かす遊びなど、 さまざまなアクティヴィティを行いますが、小学校のどの学年で どのような英語表現が教えられているか、ということが把握できて いなければこのようなアクティヴィティも活かされません。また 将来中学校・高等学校の英語教員になるのであれば、小学校の 外国語教育における学習指導要領を知っておくことは たいへん強みになります。

 そういうわけで、午前中は「学習指導要領に基づいた 外国語学習のねらいとポイント」というタイトルで 小学校での英語教育全般について学びました。リモート講義 でしたが、アクティブラーニングを重視される講師の川上先生は ひとりひとりの受講者を大切にし、声をかけつつ進めて下さいました。 写真1はこの講座で学びたいことについて受講者がタブレットに 向かって話し、講師がそれに応える、という様子です。

 午後からのテーマは「学童保育(小2~小4対象)を念頭においた アクティビティの指導」。小学校の学習指導要領を確認 したうえで、さてそれでは学童保育において具体的にどのような アクティヴィティを行ってゆけばいいかを、具体例を用いつつ 講義して頂きました。前半はオンライン教材、カード教材などを紹介して 頂きながら、後半は英語の読み聞かせについて実践的に学びました。 写真2は受講者がタブレットに向けて英語の読み聞かせを行い、 それを奥のモニター(と、写真には入っていませんがもう1機、 教室左端にあるディスプレイ)で全体に写しつつ、講師から 指導を受けている様子です。

 午前2時間、午後は少し延長して2時間半近くとなる 長い講座でしたが、たいへん充実した内容で、学生の皆さんにも とてもよい学びの機会になったと思います。ただ、今後はこの講座で 学んだことを少しでも実際のボランティアに反映し、 活かしていくことが何よりも大切です。受講者のこれからの 頑張りに、期待しています。


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