7月7日から、香港城市大学の1年生7名が
本学に研修に来ています。約2週間、大学のゲストハウスに宿泊しながら
日本語と日本文化を学びます。
日本語授業では、会話練習のときになるべく同年代の
日本語ネイティブスピーカーと練習してもらうのが
いいのでは、という考えで、教員の指導のもと、
英語英米文化学科の1~2年生がボランティアで参加してくれています。
学生たちは日本語、ときに英語を交えながら研修生と会話の
練習を行い、同じ年代ということで仲良くなるケースも
珍しくありません。研修が終了してから、お互い香港に行ったり、
日本に来たりというつながりが続くこともあるようです。
まさしく、キャンパスにいながらにしての国際交流、ですね。
グローバルの時代、他国の人たちの日本語や日本文化に対する注目は高まる一方です。
そういう人たちに喜んでもらえるようなコミュニケーションをとるためには、
まず自分自身が日本語・日本文化についてある程度理解し、かつそれを英語で
説明できるだけの表現力が必要となります。ふだん、英語力アップを目標に
日々勉強している学科の皆さんにも、この機会に日本語・日本文化について
深く考えてもらえると、それが最終的に皆さんの英語コミュニケーション力を高める
きっかけになるのでは、と期待しています。
研修生が素敵な思い出を香港に持って帰れるよう、
英語英米文化学科の皆さんがこれからも協力してくれることを願っています。